学術書をできるだけ面白く読むには?

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みなさん、こんにちは。飯島尚憲です。今回は「学術書がつまらない」という人が身の回りにいましたので、その人になんとかできないかと思いまして、この記事を書きました。

学術書を読むことは素晴らしい!

学術書は、情報が豊富で研究者にとってかけがえのないものである一方、時に辛口で難しい印象を与えることがあります。複雑な議論、膨大な脚注、専門用語を読みこなすのは大変なことです。

しかし、適切なアプローチをすれば、読書体験を耐えられるものにするだけでなく、純粋に楽しく、豊かなものにすることができます。その方法をご紹介しましょう。

かくいうボクもそうでした。とにかく、学術書を読んでいると、難しい感じがします。今でこそ1日1冊を読みこなせるようになりました。でも、学部生の頃は1週間かかっても読みきれなかったです。そんな体験から、学術書を読むときに必要なことを書いてみたいと思います。

明確な目的を設定する

読み始める前に、なぜその本を読むのかを知りましょう。特定の情報を探しているのですか?一般的な概要ですか?これを明確にすることで、どの部分に焦点を当て、どの部分は読み飛ばすことができるかを決めることができます。

要約から読み始めよう!

序章と結論から読み始めましょう。これによって、その本の主な論点や発見を知ることができます。また、これらの考え方が本文に出てきたときに、それがわかるようになるので、理解にも役立ちます。

能動的に読もう

ただ受動的にコンテンツを消費するだけではいけません。重要なポイントにアンダーラインを引いたり、自分の考えを書き留めたり、他の人と内容について議論したりしましょう。勉強会に参加したり、グループを作ったりするのもいいでしょう。

分解する

一度に大量の本を読もうとするのではなく、読みやすいセクションに分割しましょう。読書セッションごとに特定の章やセクションを予定し、圧倒されないようにしましょう。

ビジュアル・マインドマップを作る。

読みながら、重要なアイデアをマインドマップに書き留めましょう。こうすることで、内容を理解し、記憶するのに役立つだけでなく、概念間の相互関係を確認することができます。

専門用語の翻訳

学術書には専門用語がよく出てきますが、それに振り回されないようにしましょう。わからない用語は調べ、余白やノートに簡単な言葉で書き直しておきましょう。

自分の知っていることと関連づける

新しい情報を、すでに知っていることと関連付けます。そうすることで、その内容がより身近になり、記憶に残りやすくなります。例えば、ある本があなたの知らない理論に言及している場合、それがあなたの知っている別の理論に関連しているかどうかを確認します。

内容が自分にどんな影響を与えるのか考える

その情報が、あなた個人にどのような影響を与えるのか、あるいはどのように関係するのかを自問してみましょう。あなたの信念に挑戦していますか?あなたが考えていた問題の解決策を提示していますか?個人的なレベルで関与することで、資料がより興味をそそるものになります。

補足メディアを探す

関連するコンテンツを消費することで、理解を深めましょう。同じトピックに触れているポッドキャスト、ビデオ、記事などです。異なる視点を提供したり、複雑な考えを単純化するかもしれません。

定期的な休憩

学術的な内容は重くなりがちなので、脳に情報を吸収させる時間を与えましょう。1時間ごとに5~10分の休憩をとり、ストレッチをしたり、歩いたり、何か楽しいことをしましょう。

議論や討論をしてみる

自分の見識や理解を他の人と共有することで、内容の理解を深めることができます。そのテーマに特化したディスカッションやオンラインフォーラム、ソーシャルメディアグループに参加しましょう。

たまに読み返してみる

本を読み終えたら、特に難しいと感じたり洞察力が深まったりした重要なポイントやセクションに戻りましょう。定期的に見直すことは、長期的な記憶の定着に役立ちます。

結論

結論として、学術書は必ずしも面白い読み物ではないかもしれませんが、貴重な情報源であることは間違いありません。

積極的かつ魅力的な読書アプローチを採用することで、深い洞察を得られるだけでなく、そのプロセスも楽しむことができます。目的はただ読むことではなく、理解し、結びつけ、応用することであることを忘れないでください。

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